シルバーを見分ける4つの方法

アクセサリーショップや宝石店で販売されている銀色のアクセサリーの中には、シルバー以外の材質を使った商品が多くあります。銀色だからといってシルバーとは限りません。
ホワイトゴールドやプラチナも銀色ですし、最近ではステンレスやタングステンなどのアクセサリーも販売されています。

自分ではシルバー製のアクセサリーだと思っていても、シルバー以外の金属で作られたアクセサリーの場合もあります。そんな場合、シルバー専用のクリーナーはまったく効果がありません。お手入れをする前には、材質が何かを確認してから、その材質にあったクリーナーを購入してください。

アクセサリーの材質がシルバーかどうかを見分けるには、以下の方法があります。

1.購入したショップに確認する
2.刻印で見分ける
3.輪ゴムで見分ける
4.シルバー磨き布で見分ける

1.購入したショップに確認する

あたりまえのことかも知れませんが、材質がわからなければ、買ったお店で確認することが、一番簡単で確実な方法です。通常だと販売している商品の材質や生産地などは把握しているはずです。
お店で製造している場合は、材質が分からないと製造できませんので、かならず分かります。仕入れた商品であっても商品の材質やサイズなどの基本的なことは、管理しているはずですので、確認ができます。

購入したお店に聞いても分からない場合や、プレゼントや海外などで購入したアクセサリーで、お店に確認できない場合は、以下の方法で調べてください。

2.刻印で見分ける
シルバー、ゴールド、プラチナなどのアクセサリー類は、通常材質を表す刻印が入れられています。また、アンティークの銀製品などもホールマークという刻印が入っている場合があります。
指輪の内側やペンダントの裏側など、目立たないところに入っています。

シルバーの場合、「SILVER」、「SV」、「SV925」、「925」、「STARLING」、「STARLINGSILVER」などの刻印が入っています。この刻印には法的な制限はなく、製造する工房やメーカーが独自で入れています。またシルバーであっても、デザインなどの制約により刻印を入れていない場合もあります。

シルバー925
「925」は、シルバー925を表します。

starling
「STERLING」は、スターリングシルバー(シルバー925)を表します。

silver
「SILVER」は、通常シルバー925かシルバー950を表します。

純銀
「SV1000」は、純銀(シルバー1000)を表します。

シルバーの刻印が入っていないからといって、シルバーではないと判断できません。逆にシルバーの刻印が入っているからと言って、本当にシルバーが使われているかは、分からないのです。しかし、一部を除き、ほとんどのシルバーアクセサリーは、シルバーの刻印が入っていますので、刻印を確認してみてください。

3.輪ゴムで見分ける
シルバーの特徴である硫化(いぶし)を使って、シルバーを判断する方法です。シルバーを硫黄分のある液体(温泉)や物に触れさせておくと、黒ずんでくることでシルバーと判断する方法です。プラチナやホワイトゴールドや合金などでは、すぐに硫化皮膜が作られること無く、黒ずみません。

例えば、硫黄分の多く含まれた温泉水や、温泉の元を溶かした水にアクセサリーを漬けるとします。アクセサリーの状態によっても、硫化皮膜のできるスピードに違いがありますので、一概には言えませんが、早いものでは、一瞬で黒ずみます。長いと1週間以上かかる場合があります。
(購入したばかりのシルバーアクセサリーには変色防止剤が塗られていることがあります。その場合、簡単には黒ずまないことがありあます)

温泉水や硫黄分の含まれた水がない場合は、輪ゴムでくくってください。輪ゴムには、多くの硫黄が含まれていて、シルバーリングなどを輪ゴムでしばっておくと、しばった部分が黒ずんできます。これもシルバーリングの状態にもよりますが、早ければ1~2日程度でしばった部分に黒くい輪ゴムのあとが付きます。

※硫黄分で黒ずんだシルバーの黒ずみは、シルバー専用のクリーナーで除去できます。

4.シルバー磨き布で見分ける

シルバーアクセサリーをシルバー磨き布で磨けば、シルバー磨き布が黒ずみます。いくらきれいになっても、磨いた部分の布に黒い磨きあとが残ります。これは銀専用の研磨剤が含まれているためです。

シルバー以外の金属をシルバー磨き布で磨いても、効果がなく、布も黒ずみません。
しかし、磨く部分が汚れていたりすると、それがシルバー磨き布について、布が汚れてきますので、シルバーかどうかを調べる場合は、磨く部分をきれいにしてから、磨くようにしてください。

※輪ゴムで見分ける方法と、シルバー磨き布で見分ける方法は、メッキやコーティングがされていない場合に有効です。たとえ材質がシルバーであっても、その上にロジウムメッキなどのコーティングがされている場合、上記の方法では違った結果がでることがあります。