シルバーアクセサリーなど銀特有の黒ずみを取る方法は、テレビなどでいろいろな方法が紹介されています。
アルミホイル&塩を使う方法、重曹、ハミガキ粉、口紅、修正液、消しゴムなどで磨く方法などたくさんの方法が紹介されています。
銀製品の表面の汚れやほこりなどは、案外どんなものを使っても落とせるものです。しかしシルバー特有の変色(黒ずみ)は、簡単に落ちにくいことから、さまざまな裏技が紹介されています。これらの裏ワザの中には一時的にきれいになるのですが、実は表面に小さいキズをつけて、変色をどんどん早めていくような方法も紹介されています。
これらの方法や裏ワザでは、黒ずみを取ることだけに主眼をおいているため、「光沢を出す」ことや、「変色しにくくする」効果はほとんどありません。それどころかシルバーを痛めてしまう場合もあります。これらの裏技を使って磨く場合は、ご自分の責任のもとに行って下さい。
裏ワザの中でも、少し手間がかかりますが、シルバーを痛めずに、黒ずみを取る効果的な方法が以下の方法です。(但し、光沢はでません)
■準備するもの
鍋、アルミホイル、塩、水
1.鍋にアルミホイルを敷き、シルバーアクセサリーがつかる程度に水を入れる。
2.アルミホイルにシルバーアクセサリーが触れるように水に浸けます。
3.塩を入れて、沸騰させます。(塩は水5に対して1)
シルバーの黒ずみが取れてくれば完了です。
これは、化学反応で銀製品と硫化被膜が還元されて黒ずみが取れるわけです。
使ったあとの鍋はよく洗えば、黒ずみが付くことはありません。
この方法は、銀製品の黒ずみは落ちますが、光沢を出すことができません。光沢を出すには表面を磨くことが必要です。
やはり専用のシルバークリーナを使えば、黒ずみを落として光沢をだすことができるので、裏技を使うより、ようほど効率がよく効果的ですね。